2008.08.21 (Thu)
書物の森
本の表紙を「扉」っていうのは、多分、偶然のことではないと思う。
本を開いて中のことを読むと(めんどくさいから、できれば誰かに読んでもらいたいけど)、知らない世界に連れて行ってもらえるわけだから。
西の方の地図を写しに図書館に通っていたんだけど、普段あんまりヒトがいないところのせいか、結構噂になっていたみたい。
魔法学院の先生の、パルセルヴォーテのおばちゃ…… せんせーが、地図の筆写を手伝ってくれた。
それと、戦のあるとこを越えて、安全に旅ができるように、ワイバーンを一頭貸してもらえた。や、もちろんタダではないよ? パルセルヴォーテのせんせーの代わりに、手紙を一通、届けるおつかいを言い付かってのことなんだけど……。
でも、あたしの目的を果たすためには、その、戦をしているところに降りないと、だ。
本を開いて中のことを読むと(めんどくさいから、できれば誰かに読んでもらいたいけど)、知らない世界に連れて行ってもらえるわけだから。
西の方の地図を写しに図書館に通っていたんだけど、普段あんまりヒトがいないところのせいか、結構噂になっていたみたい。
魔法学院の先生の、パルセルヴォーテのおばちゃ…… せんせーが、地図の筆写を手伝ってくれた。
それと、戦のあるとこを越えて、安全に旅ができるように、ワイバーンを一頭貸してもらえた。や、もちろんタダではないよ? パルセルヴォーテのせんせーの代わりに、手紙を一通、届けるおつかいを言い付かってのことなんだけど……。
でも、あたしの目的を果たすためには、その、戦をしているところに降りないと、だ。
【Gala Mate】⇒...★パルセルヴォーテ
(がぁら図書館)
(がぁら図書館)
2008.08.19 (Tue)
ひさしぶりに
昨日もらったお花の半分を、聖堂に届けにきたときのこと。
街を出て行く人もいれば、また戻ってくる人もいる。もちろんずーっと住んでる人も、またやってくる人もいる。
すごい久しぶりにあった結び目の術師は、相変わらずだったけれど(いや、ギャグとつっこみのスキルはめっさあがっていたかもしれない……)、それでも見知った顔を見るとほっとする。
や、それにしても、聖堂のヒトたちがあんま細かいことにはこだわらないのは知っていたけれど、キマイラまでお掃除係に使っているとは知らなかったよ……。クライヴのにーさん、今夜一人で眠れるのかしら、膝がめさめさ笑っていたんだけど……
街を出て行く人もいれば、また戻ってくる人もいる。もちろんずーっと住んでる人も、またやってくる人もいる。
すごい久しぶりにあった結び目の術師は、相変わらずだったけれど(いや、ギャグとつっこみのスキルはめっさあがっていたかもしれない……)、それでも見知った顔を見るとほっとする。
や、それにしても、聖堂のヒトたちがあんま細かいことにはこだわらないのは知っていたけれど、キマイラまでお掃除係に使っているとは知らなかったよ……。クライヴのにーさん、今夜一人で眠れるのかしら、膝がめさめさ笑っていたんだけど……
【Gala Mate】⇒...★エルマー...★クライヴ...★キマイラ
(山頂の大聖堂)
(山頂の大聖堂)
2008.08.18 (Mon)
しろとみずいろ
街の花街でシゴトしているお姉ちゃんたちに頼まれて、部屋に飾る香りのいい花を探しに森まで行った。
森の中を歩くのは、砂漠よりは苦手だけれど、でも、目の見えないエルフの子どもに教えてもらって、水辺に咲く白と水色の花を摘んで帰ることができた。
―――あたしのばーちゃんは。
ヒトと、ヒトでないモノとは違うのだから、判り合うことは出来ないんだっていつも言う。
(だからこそ、いつも相手の身になって考えないといけない――― これくらいだったらわかってくれるだろう、とか、言わなくても判るだろうとか、そういうことを思っちゃいけない、って言うけれど)
だからあんまり仲良くなるな、とも、ばーちゃんはいつも言っている。
そのエルフの子どもは、あたしのことを獣人かなにかと勘違いしている間は、普通に笑ってた。
あたしも、自分のことがヒトだってばれたら、案内してもらえないような気がして、ウソついてた。
けど、あたしがヒトだってわかったら、その仔はヘンな笑いかたをするようになって、森の奥に逃げていってしまった。
お花のお礼、まだちゃんと言ってなかったけど。
こういうときは、どうしたらいいんだろう。
どうするのが、一番いい方法なんだろう……。
森の中を歩くのは、砂漠よりは苦手だけれど、でも、目の見えないエルフの子どもに教えてもらって、水辺に咲く白と水色の花を摘んで帰ることができた。
―――あたしのばーちゃんは。
ヒトと、ヒトでないモノとは違うのだから、判り合うことは出来ないんだっていつも言う。
(だからこそ、いつも相手の身になって考えないといけない――― これくらいだったらわかってくれるだろう、とか、言わなくても判るだろうとか、そういうことを思っちゃいけない、って言うけれど)
だからあんまり仲良くなるな、とも、ばーちゃんはいつも言っている。
そのエルフの子どもは、あたしのことを獣人かなにかと勘違いしている間は、普通に笑ってた。
あたしも、自分のことがヒトだってばれたら、案内してもらえないような気がして、ウソついてた。
けど、あたしがヒトだってわかったら、その仔はヘンな笑いかたをするようになって、森の奥に逃げていってしまった。
お花のお礼、まだちゃんと言ってなかったけど。
こういうときは、どうしたらいいんだろう。
どうするのが、一番いい方法なんだろう……。
【Gala Mate】⇒...★エルフの仔
(エルフの森).
(エルフの森).
2008.08.17 (Sun)
がぁら大好き度チェック
2008.08.17 (Sun)
騎士の彷徨。
あたし達にとっては当たり前のことが、別の国のヒトにとってはアタリマエではない、そんなことってけっこうあるっぽい。
よその国から修行のためにやってきたという、その騎士のにーさんが、どんなモノを見聞きして、そしてその意思を曲げることがあるのかどうか―――強制されたにしても、自分の意志で変えたのだとしても―――、それがこの国の「アタリマエ」に暮らすあたしにとっては、ものすごく楽しみだったりする。
とりあえず、アベルのにーさんとは賭け一つ。
にーさんがこの国にいる間、そのきちんとした態度と言葉遣いを、崩すことなくいられるかどうか。
よその国から修行のためにやってきたという、その騎士のにーさんが、どんなモノを見聞きして、そしてその意思を曲げることがあるのかどうか―――強制されたにしても、自分の意志で変えたのだとしても―――、それがこの国の「アタリマエ」に暮らすあたしにとっては、ものすごく楽しみだったりする。
とりあえず、アベルのにーさんとは賭け一つ。
にーさんがこの国にいる間、そのきちんとした態度と言葉遣いを、崩すことなくいられるかどうか。
【Gala Mate】⇒...★アベル
2008.08.16 (Sat)
酒場にて(その2)
酒場のマスターのおっちゃんから、あたしがいなかった間に届いていたっていう手紙をもらった。
仕事のこととか、お姉ちゃんたちからのものに混じって、結び目の術師からの手紙が一通。や、それはそれですごく嬉しかったんだけど、それをジークムントのにーさんとか、マチェットのねーさんとかに見つかったとこで、あー、その、アレだ。あれだよ、その、ほら。
……………………。
心配されるっていうのは、それって結局、自分がちゃんとできないから――― やるべきことをちゃんとしてない、出来てないからなんだって思っていたんだけど、それはちょっと違っていたのかもしれない。なんか、そんな気もしてきた。
心配される、してもらうっていうのは、そんなに悪いことではないのかな。
「他のヒト」にフィフスのことを話したのって、そういえば、初めてのことかもしれないな。
いつのまに、話せるようになっていたんだろう。あたし。
仕事のこととか、お姉ちゃんたちからのものに混じって、結び目の術師からの手紙が一通。や、それはそれですごく嬉しかったんだけど、それをジークムントのにーさんとか、マチェットのねーさんとかに見つかったとこで、あー、その、アレだ。あれだよ、その、ほら。
……………………。
心配されるっていうのは、それって結局、自分がちゃんとできないから――― やるべきことをちゃんとしてない、出来てないからなんだって思っていたんだけど、それはちょっと違っていたのかもしれない。なんか、そんな気もしてきた。
心配される、してもらうっていうのは、そんなに悪いことではないのかな。
「他のヒト」にフィフスのことを話したのって、そういえば、初めてのことかもしれないな。
いつのまに、話せるようになっていたんだろう。あたし。
【Gala Mate】⇒...★ジークムント...★マチェット
(冒険者の酒場).
(冒険者の酒場).
2008.08.15 (Fri)
酒場にて(その1)
知り合いのとこには置手紙をして、久々、戻ってきたわけなんだけど、まずは街の酒場にご挨拶。
や、あたしが空けていた間に、どんなことがあったのか――― どんな依頼が出ていたのか、ってね?
張り紙とか依頼とかは相変わらずだったけど、酒場のお客さんの中に面白いにーさんがいた。シツジっていうのをしているっていう、サガのにーさん。
……髪型が後ろしっぽだったものだから、なんだかちょっと懐かしくなった。
それはともかく、にーさんから――― 街のお金持ちのおじょーさまってのに仕えているにーさんの目からの、いろいろあれこれが聞けたのは収穫だった。
にーさん、自分のことを軽いカルイっていっていたけど、そのわりには、酒場に入るときはオフでもちゃんと外套着こんで、すぐには自分の立場がわからないようにしているあたり、さすがだって思ったけどね(笑)
や、あたしが空けていた間に、どんなことがあったのか――― どんな依頼が出ていたのか、ってね?
張り紙とか依頼とかは相変わらずだったけど、酒場のお客さんの中に面白いにーさんがいた。シツジっていうのをしているっていう、サガのにーさん。
……髪型が後ろしっぽだったものだから、なんだかちょっと懐かしくなった。
それはともかく、にーさんから――― 街のお金持ちのおじょーさまってのに仕えているにーさんの目からの、いろいろあれこれが聞けたのは収穫だった。
にーさん、自分のことを軽いカルイっていっていたけど、そのわりには、酒場に入るときはオフでもちゃんと外套着こんで、すぐには自分の立場がわからないようにしているあたり、さすがだって思ったけどね(笑)
【Gala Mate】⇒...★サガ
(冒険者の酒場)
(冒険者の酒場)
2008.08.14 (Thu)
帰還。
同じ「白」と氷でも、どういうわけか死火山のそれと、此処のそれとは色が違うような気がするのが不思議だ。
【ひとりごと】
(氷結の森林)
(氷結の森林)
2008.08.13 (Wed)
マジック
徘徊していて発見。わけわかんない人の方が多いだろうとは思いつつ、うわあああああなつい、懐かしすぎる……!!
白青使いでした (・ω・)
そしてとうとう最期まで、「セラの天使」を手にすることはできなかったのもいい思い出です……(喀血)
2008.08.12 (Tue)
登山四日目。てっぺん。
そこから先は、上がない。
アシュードのねーさんと一緒に、死火山の頂上に立った。どっちかといえば体力も運動神経もないっぽい(本のページと知識の海を泳ぎきるのは得意そうなんだけど)ねーさんが、それでもここまでやって来て立ちたい、と願ったからには、それだけの理由があったんだろう。
知り合いが、この地で果てた、という理由。
果てた場所に来られるのなら、そんなに嬉しいことはないと思う。
あたしが母さんみたいに大好きだったヒトも、砂漠で死にかけていたあたしに水をくれた恩人も、あたしの杖に紋章をくれたお医者さんも、その果てた場所に、あたしが行くことはできないから。
でもってあたしは、ねーさんの術の手助けもらって、エイシズのにーさんに頼まれていた依頼を果たすことができた。死火山の火口の、氷の溶岩の照り返し、それを集めて雪明りのお酒が造れるように、って。
瓶の収穫のキーワードは、あたしがとっさに口にした――― つまり、いつも思っている一言。
「前へ」
死火山には氷の竜が住むっていう。
デスヴァレーには赤い竜が住む。
あたしは赤いのが嫌いだから、きっと氷の竜も嫌いになるだろう。(理由を言ったら、ねーさんには笑われたけど)
けど、嫌いだから――― だからこそ、あいつらがヒトの手で滅ぼされるところはしっかりこの目で見届けて、ざまあみろって笑ってやれたらすごくいいと思う。
そうなったらいいと思う。
アシュードのねーさんと一緒に、死火山の頂上に立った。どっちかといえば体力も運動神経もないっぽい(本のページと知識の海を泳ぎきるのは得意そうなんだけど)ねーさんが、それでもここまでやって来て立ちたい、と願ったからには、それだけの理由があったんだろう。
知り合いが、この地で果てた、という理由。
果てた場所に来られるのなら、そんなに嬉しいことはないと思う。
あたしが母さんみたいに大好きだったヒトも、砂漠で死にかけていたあたしに水をくれた恩人も、あたしの杖に紋章をくれたお医者さんも、その果てた場所に、あたしが行くことはできないから。
でもってあたしは、ねーさんの術の手助けもらって、エイシズのにーさんに頼まれていた依頼を果たすことができた。死火山の火口の、氷の溶岩の照り返し、それを集めて雪明りのお酒が造れるように、って。
瓶の収穫のキーワードは、あたしがとっさに口にした――― つまり、いつも思っている一言。
「前へ」
死火山には氷の竜が住むっていう。
デスヴァレーには赤い竜が住む。
あたしは赤いのが嫌いだから、きっと氷の竜も嫌いになるだろう。(理由を言ったら、ねーさんには笑われたけど)
けど、嫌いだから――― だからこそ、あいつらがヒトの手で滅ぼされるところはしっかりこの目で見届けて、ざまあみろって笑ってやれたらすごくいいと思う。
そうなったらいいと思う。
【Gala Mate】⇒...★アシュード
(最果ての死火山)
(最果ての死火山)
2008.08.11 (Mon)
登山三日目
雪は音を吸い込むんだそーだ。
ならば万年雪の積もるこの地には、一万年分もの音が葬られていることになる。
ならば万年雪の積もるこの地には、一万年分もの音が葬られていることになる。
【独り言】
(最果ての死火山)
(最果ての死火山)
2008.08.10 (Sun)
ランダム15
ニュアージュちゃんとこからいただいてきました、久しぶりのバトンです。
あなたの音楽プレイヤーでランダム再生した最初の15曲をありのまま記録してください。
<ルール>
・PC内音楽ファイル全てが対象
・音楽プレーヤーでランダム再生
・流れた15曲のタイトル・アーティスト名を包み隠さず書く
・変な曲が出ても泣かない
・ただし多少の言い訳は許す
・回したい人がいれば、最大15人まで追記
…………。
結果は、付箋紙の裏にでも (吐血)
あなたの音楽プレイヤーでランダム再生した最初の15曲をありのまま記録してください。
<ルール>
・PC内音楽ファイル全てが対象
・音楽プレーヤーでランダム再生
・流れた15曲のタイトル・アーティスト名を包み隠さず書く
・変な曲が出ても泣かない
・ただし多少の言い訳は許す
・回したい人がいれば、最大15人まで追記
…………。
結果は、付箋紙の裏にでも (吐血)
2008.08.10 (Sun)
登山二日目
すべり落ちた谷底に足跡を見つけた。
ので、とりあえずたどってみることにする。
ので、とりあえずたどってみることにする。
【ひとりごと】
(最果ての死火山)
(最果ての死火山)
2008.08.08 (Fri)
登山一日目
目的は、ちょっとした地図つくりと、雪明りのお酒を仕込むための場所探し。
【ひとりごと】
2008.08.06 (Wed)
がくっぽいの。
インターネット社から発売されたボーカロイド「がくっぽいど」。
あのGackt氏の声を素材として利用しているというのと、ジャケ絵がベルセルクの三浦健太郎さん(しかもニコニコ動画で指名手配かけられて依頼されたという(笑))だというあたりから、結構気になる存在だったのですけれど、発売から数日。早くも面白い曲が出揃ってきましたね。
中毒性がものすごかった(笑) 本人がノリノリで歌ってくれそうです。 ついでに我が相方よ、頼むから、モンハンFでいい攻撃決めたときに「へあ!」って叫ぶのやめてくれないかなあ!(笑)
これもぜひ、中の人に歌っていただきたい一作。バックコーラスのミクとリンもすごい。つか、むしろボーカロイドの正しい使い方ってこっちなんだろうな、とも思うです。
説明不要。名曲。
ニュアージュちゃんからいただいた、ランダム15曲のバトンは近日中にお答えします (・ω・)ノシ
というか、期待通り?に、ものすごいことになってしまいました。レビューつけないと、多分誰にも判らない…… orz
あのGackt氏の声を素材として利用しているというのと、ジャケ絵がベルセルクの三浦健太郎さん(しかもニコニコ動画で指名手配かけられて依頼されたという(笑))だというあたりから、結構気になる存在だったのですけれど、発売から数日。早くも面白い曲が出揃ってきましたね。
中毒性がものすごかった(笑) 本人がノリノリで歌ってくれそうです。 ついでに我が相方よ、頼むから、モンハンFでいい攻撃決めたときに「へあ!」って叫ぶのやめてくれないかなあ!(笑)
これもぜひ、中の人に歌っていただきたい一作。バックコーラスのミクとリンもすごい。つか、むしろボーカロイドの正しい使い方ってこっちなんだろうな、とも思うです。
説明不要。名曲。
ニュアージュちゃんからいただいた、ランダム15曲のバトンは近日中にお答えします (・ω・)ノシ
というか、期待通り?に、ものすごいことになってしまいました。レビューつけないと、多分誰にも判らない…… orz
2008.08.04 (Mon)
紺瑠璃の瞳
きっかけは偶然。
エイシズのにーさんに頼まれた、月光酒―――いや、凍土だったら雪明りの酒、っていうべきかしら―――の、仕込み場所を、ツンドラで探していたときのことだった。
目印にするのにちょうどよさげな石柱が何本か見えたから、あたしはそっちに歩いていったんだ。けどそれは、ただの石でも遺跡でもなくって――― たとえていうなら、境界線? 踏み込んだあたしは、光の結界の中に囚われた。
そこにいたのは、灰色の瞳をした女の子、っぽいモノ。霜と仲が悪くてケンカばかりしていて、吹雪を母さんに、雪煙や大ウロを兄さん姉さんに持ってる、っていうモノ。
あの子、人間になれていなかったのかな、それともあたしの口車の方が上だったのか、あたしのことをヒトではないと…… “砂漠の焚き火”が、凍土まで仕事のお使いにきてるんだって、カンちがいしてくれた。
まあ、だからこそ、あたしこうやって日記書いてることもできるんだろうけど。
カンちがいしたまま、その子は、あたしに、気前よく、お酒を仕込む場所も、その方法もくれた。
その子の目。魔法使うときには、ほんとに綺麗な蒼天の色に染まっていたから……
あたし、その子の目でお酒を作りたい。そう思ったんだ。
期限は一年。出来たお酒のうちの一割は、あのコたちの取り分。
公平な取引なんだけど。なんだけどさ。
あたし、あのコに嘘ついて騙して、それで自分の目的果たしたんだよなあ……。
(ポーチのすみに、仕込み場所の指針となる、真っ白な雹のかたまりがしまいこまれていた)
エイシズのにーさんに頼まれた、月光酒―――いや、凍土だったら雪明りの酒、っていうべきかしら―――の、仕込み場所を、ツンドラで探していたときのことだった。
目印にするのにちょうどよさげな石柱が何本か見えたから、あたしはそっちに歩いていったんだ。けどそれは、ただの石でも遺跡でもなくって――― たとえていうなら、境界線? 踏み込んだあたしは、光の結界の中に囚われた。
そこにいたのは、灰色の瞳をした女の子、っぽいモノ。霜と仲が悪くてケンカばかりしていて、吹雪を母さんに、雪煙や大ウロを兄さん姉さんに持ってる、っていうモノ。
あの子、人間になれていなかったのかな、それともあたしの口車の方が上だったのか、あたしのことをヒトではないと…… “砂漠の焚き火”が、凍土まで仕事のお使いにきてるんだって、カンちがいしてくれた。
まあ、だからこそ、あたしこうやって日記書いてることもできるんだろうけど。
カンちがいしたまま、その子は、あたしに、気前よく、お酒を仕込む場所も、その方法もくれた。
その子の目。魔法使うときには、ほんとに綺麗な蒼天の色に染まっていたから……
あたし、その子の目でお酒を作りたい。そう思ったんだ。
期限は一年。出来たお酒のうちの一割は、あのコたちの取り分。
公平な取引なんだけど。なんだけどさ。
あたし、あのコに嘘ついて騙して、それで自分の目的果たしたんだよなあ……。
(ポーチのすみに、仕込み場所の指針となる、真っ白な雹のかたまりがしまいこまれていた)
【Gala Mate】⇒...★雹獄の嬢(雪景色)
(降雪のツンドラ)
(降雪のツンドラ)
2008.08.01 (Fri)
翡翠。
あたしは「案内人」だから。
いつも、見つけたり、探しに行ったりする側なんだけど。
―――探してもらったり、跡を追っかけてきてもらったのって、初めてのことだったかもしんない。
ずっと以前に、行き倒れていた狼さんを拾ったところで、今度はあたしが見つけてもらった。
見つけてもらえて嬉しかったし、やっぱり風除けがあるとうんと暖かだったから、前に噛みつかれたことは、大目に見てあげることにした。
――― 誰かと一緒にいる、とか、一人ではないっていうのは、やっぱりとてもいいことっぽいね。
それがいつかはなくなってしまうものだったとしても。
いつも、見つけたり、探しに行ったりする側なんだけど。
―――探してもらったり、跡を追っかけてきてもらったのって、初めてのことだったかもしんない。
ずっと以前に、行き倒れていた狼さんを拾ったところで、今度はあたしが見つけてもらった。
見つけてもらえて嬉しかったし、やっぱり風除けがあるとうんと暖かだったから、前に噛みつかれたことは、大目に見てあげることにした。
――― 誰かと一緒にいる、とか、一人ではないっていうのは、やっぱりとてもいいことっぽいね。
それがいつかはなくなってしまうものだったとしても。
【Gala Mate】⇒...★ダナ
(降雪のツンドラ)
(降雪のツンドラ)
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