2007.08.31 (Fri)
猫と浴衣
2007.08.30 (Thu)
終焉
都に戻ったときのご挨拶周りの場所に、その娼館の一室が―――あんまり綺麗なものだから、砂の魔神が魅入ってるって噂があるくらいの、素敵な「華」のねーさんの部屋が加わったのって。
だからもちろん、今日も真っ先にそこに行ったんだけど、どうしたことなんだろう。
部屋はがらんと空っぽで、ねーさんの姿どころか香りも残っていなかった。店の人は、恋人と駆け落ちしたんじゃないか、って、大騒ぎして探していたけれど……。
その部屋の隅っこに、落ちていたのは黄金細工の腕輪が一つ。男物。
部屋に入ったあたしはすぐに気がついたのに、どうしてだろう。他の人の目には、まるで映っていないみたいだった。
――― だから、あたし、こっそりそれをもらってきてしまったんだけど。
…… や、違うな。
今にして思えば、そのときにちゃんともう、わかっていたんだ。それが誰に向けて残されたものか。
腕輪はご褒美。
砂の魔神の退屈を、ひととき、自分の技と信念でまぎらせたニンゲンへのご褒美。
だからあたしの次の仕事は、腕輪を本来の持ち主へと届けるっていうものになる。
ダザイのにーさんがいてくれて助かった、って思う。
どうもあたしってば、「そういうモノ」に――― ヒトではないものとか、触らないほうがいいものに触ってしまいたくなるっていう、そういうくせがあるみたいだから。
にーさんいてくれなかったら、今頃は、あたしも。
(都のバザール)
2007.08.29 (Wed)
いちにち遅れ
砂嵐が吹いたり仕事がなかなか片付かなかったり、そんな理由で来るのが遅れるっていうのもよくあることだから、
久しぶりの顔がいくつか。いつものようにデス・ヴァレーに寄った帰りのナナシのにーさん。流れる水みたくにさらさらと現れるナルツのねーさん。で、ダナはいつもの通り、気の向くまま迷子の気のままに(笑)
月食の夜。
お祭りも、終わってしまったら今日はすっかり平常営業。
黒ずんで赤く見える月の明かりをしるべに、オオツキヒカリを探そうと、アストラーベを片手に砂漠の中へと繰り出した。や、欲しい物はオオツキヒカリではなくって、その根元に生えてる【夢見の杖】なんだけどね?
魔神の首がひとつ落ちたとしても、花街の華が一つ消えたとしても。
隊商は変わらず行き来して、冒険者は砂を渡り、魔術師は知識を追い――― 差し出した手の中には、飴玉を落っことしてもらえる(笑) つまりは、すべては平常営業。
それはきっと、消えたのが誰であっても、どんな理由で消えてしまったにしても、変わらないに違いない。
海の潮が満ちて引いて、風が風紋を作っては消していくように。
きっと、なにがあっても変わることなく、ここでの暮らしは続いてゆくに違いない。
まあ、それでも、郷に入れば郷に従えの決まりの通り、三人にはちゃんと砂民流儀のお祭り衣装に着替えてもらったけどね!(笑)
2007.08.28 (Tue)
祭りの夜
……まあ、だから、招かれたお客さんっていうのは、ホント弄り倒されることになるわけなんだけど(笑) おばちゃんにとっつかまって着飾らせられた、レーヴェンやエイザーのねーさんとか、綺麗どころにとっつかまったスィリーのにーさんみたく。
お祭りの夜はたまにしかないから、だからこその無礼講。
とはいえ、スィリーのにーさんはほんとにぐったりしてしまっていたから仕方ない。今夜一晩だけ、あたしたち三人が先約のお嫁さんになってあげて、それで他の女の子たちの「襲撃」を防いであげることにしたよ(笑)
2007.08.26 (Sun)
Was ki ra exec slep yor en gott.
あの一族に嫁いではいけない。なんとなれば、あの血につながるものは皆、死して砂の魔神になるのだから、と。
――― そのとき、いつもと違う風が吹いたようだったのは、だから、そのせいかも知れない。
あたしの気のせいではない証拠に、他に異変を感じた人が二人。商人のダザイのにーさんとホロゥベルのねーさん。
続いたリアルの風のせいで、たくさん言葉を交わすことはできなかったのだけど・・・
2007.08.25 (Sat)
アンコウ鍋(笑)
おいしかったよー(いろいろな意味で(笑)
2007.08.23 (Thu)
冒険。
(潮風の港町)
2007.08.22 (Wed)
信用。
(他にもたくさん、いろいろの人がこの依頼にはのってるらしいけど……)
でも、今日出会ったのは、蜃気楼ではなくって、もっとがっつり中身のつまった(笑)、岩のゴーレムだった。
作った主のベクトラっていう女の子は、自分の作ったゴーレムを、もっといいもの、強いものにするために、硬い結晶を探している、らしい。ゴーレムをやってあたしを探させたのも、そんな結晶の在りかを知るためだった。
―――赤竜の炎に焼かれても溶けない鉱石。
長年を砂漠の風に打たれても、削れることを知らない岩。
知っているけど。
……知っているけどね。
でも、顔も知らない、言葉を直接交わしたこともない人に、おいそれとは教えられない。
それが悪いことに使われないって、言い切ることは出来ないから。
イズミールも、その辺はあたしと同じ考えかただったみたい。ただ、こっちは、遠く離れたところからゴーレムを操れる、主の魔力と体力のことを―――無理しすぎているんじゃないか、って、そっちを心配していたようだったけど。
いつか、ゴーレムの主に出会ったときに、あたしはその鉱石の在りかを教えることになるんだろうか。
2007.08.21 (Tue)
舞と案内
場所が場所だし、気になったから、思い切って依頼に名乗りをあげてみる。そして下調べに出た先で、出会ったのは、ぼたんのにーさんに、エイザーのねーさん。
―――砂に暮らす一族、と言ってもいろいろあって。
砂賊みたいに徹底的にヨソモノを排除するとこもあれば、呪いの一族のように、ヨソモノとの婚儀だけを忌避するとこもある。
そしてあたしたちのとこは―――少なくともあたしの父さんは、ヨソモノを排除しない。どころか、率先して受け入れている。
ま、だからあたしもココにいるわけなんだけどさ。
訪れるものを排除するのも砂であれば、受け入れるのも砂。
ただし油断していると、飲み込まれて出られなくなってしまうけれどね?
…… それにしても、ぼたんのにーさん、砂民の女の子の格好が似合うんだよなあ……。
2007.08.19 (Sun)
華麗なる……
朝ごはん代わりの魚にでも、と思って出かけたんだけど、SEAから戻ってきたばかりのスィリーのにーさんを捕まえた。
―――なくしたものは、また、手に入れることが出来る。
(まったく同じでないのは、もちろんだけど)
前の戦役のときに、にーさんは、森の中のお家を焼かれてしまったらしいけど、また、新しく家を作ろうか、と。
それくらいの分にはなったらしい。
できることだったら、森の中でなくって、街に作ってくれたらいいんだけどな。そしたらあたししょっちゅう、にーさんとこに遊びに行けるのに。
(潮風の港町)
2007.08.19 (Sun)
平常営業
ヤギやヒツジと遊牧するか、あたし一族みたくに案内人になるか。それとも商売に手をそめるか……
今日出会った、ジョゼのにーさんは後者の一人。街と砂を行き来して―――や、違うか。街にいる方が多い変り種。
すごく久しぶりに、当たり前の話をしたって、そんな気がする。砂漠に流れてる噂のこと、商売の情報交換。
にーさんから、面白い話を一つ聞いた。「蜃気楼の化け物」の話。
街のギルドに調査依頼も出ている?らしいんだけど、詳しいことはにーさんも知らない、って言っていた。夜昼構わず出るらしいし、化け物って言うからには街とかオアシスに化けていて、踏み込んだ人を食べてしまうのかしら……?
2007.08.18 (Sat)
焼き魚。
とりあえず、巨大イワナは美味しかったので満足。
(出会い沢)
2007.08.16 (Thu)
「いのち」
それははたして誰かからの最期のメッセージだったのか、それともただの落書きだったのか。確かめるのもまた一興、って、クリキーのにーさんと目指した先……
いたのは、ドワーフのじーちゃんが一人。いや、岩の精霊だっけ? っていわれるドワーフさんのことを「人」で数えるのかどうかはあたし良く知らないんだけど……
クリキーのにーさんの用事の一つは、ゾッドのじーちゃんへお酒を届けることだった。もう一年もドワーフの谷はおろか、街へも戻っていないっていう、ゾッドのじーちゃんの目的はただ一つ。
ドワーフとして、思い通りの「最期」を遂げること。今のイノチを捨てて、竜の炎の中で別のカタチの「イノチ」に――― 一個の「鎧」に―――生まれ変わること。
ドワーフの性は、金属に近いものだから。
ゾッドのじいちゃんの言っていることは、多分、クリキーのにーさんにはあたしよりもっとよくわかっていることなんだろう。カタチやみかけが違ったって、命はイノチ、だ。
でも、だからって、自分の友達がそういうことになったら、って考えたら。
残されるほうは、たまったものじゃない、よね。
クリキーのにーさんは、なんとかじいちゃんを説得しようと頑張ったけど。
けど、結局バザールには、あたしたち二人だけで帰ることになった。
なのであたしはにーさんに、都で一番おいしいお酒と、美味しいゴハンが食べられるとこを教えてあげることにした。ずっと内緒にしておくつもりだったんだけどね。
2007.08.15 (Wed)
二日月
けど、それにも決まりがあって、新月と満月の夜にしかやったら駄目な歌、死人が出たときにしか舞ってはいけない舞、っていうのがきっちり決まってる。
破るとロクなことにならないのを皆知っているから、あえて破るっていうヒトもない――― たまにそれでも、どうしてもって無理通したがるお客さんはいるけどね。
レーヴェンのねーさんは、けど、そんなやりとりも結構面白く見てたみたいでほっとした。いややっぱりほらさ、自分の前でヒトが言い争いしていたら、あんまりいい気分にはならないじゃん……?
次の満月、夏のお祭りにレーヴェンも興味を持ったよう。せっかくだから、いつもみたいな色のない格好でなくって、うんと明るい、派手なおめかしをするのもいいよね(笑)
お祭りが楽しいのも、バザールがいつもにぎやかなのも、それはいつもそこにヒトが集まっているからなんだと思う。
一人ひとりであったとしても、それが集まっているのであれば、「ひとり」ではない――― 考え方次第だけど。
「一緒」っていうのには二種類あって、炊いたごはんをぎゅっと握ってくっつけてしまった「一緒」もあれば、ひよこ豆をざらっと袋に入れただけの、くっついていない「一緒」。そんなものがあるんじゃないかって、最近思うようになってきたから。あたしはね? レーヴェンのねーさんは、どっちか判らないけれど……
でも、ねーさんが、今のこの状況を「楽しい」と思っていてくれるなら、あたしはそれがなによりも一番嬉しい。
2007.08.14 (Tue)
砂の妖精
隠れるのにも持ってこいだって言うんだから、始末に悪い。
でもって、新月の薄い明かりの下でも、その岩の上に張り付くように、動かぬ人影があったのが見えたから―――
隊商の先駆けやっていたあたしは、様子を見に走っていってみたんだ。
や、結論から言ってしまえば、偵察に出てきた賊でも行き倒れの日干し死体でもなくって一安心だったんだけどね? ちょっとばかり見かけは大きかったけど、ああいうのを「妖精」っていうんだろうか。星散らす魔法を使うサンドマン。
あたしは。
随分SEAで遊んでいて、さっぱり仕事をしていなかったわけだけど、でも、ちゃんとあたしのことを知ってて……覚えてて、そして話しをしてくれてるヒトがいた。
砂漠渡るのだったら、あたしに頼むのが一番、だって。
(鉛筆の線が嬉しさでごねごね)
今日は別に仕事があったから、砂の妖精のにーさんを案内することは出来なかったけど、でも、にーさんにあたしの願いをかなえる魔法をかけてもらったからね。
きっといつか仕事をもらって、噂は嘘ではなかったって証明できるはず。
2007.08.13 (Mon)
トランスフォーム!
たまたま同日に同じ映画を見ていた、というのと、その捉え方というか感想というかが、あまりにも正反対だったのにウケてしまった(ぶっちゃけ、自分がいかにオタクかということを思い知らされたy=ー( ゚д゚)・∵. ターン)ので―――
あえてこっちに書いてみるという暴挙。
相方と一緒に映画「トランスフォーマー」を見てきました。
(以下は付箋紙の裏に ※ ネタばれは含みません<だってトランスフォーマーですよ……?!)
(後日、多少の記事修正を入れる(吐血)
深夜に文を書くものじゃありませんね…… orz)
2007.08.13 (Mon)
さて、
それじゃ今度は、どこに行こっか?
2007.08.11 (Sat)
ハンモック
(白竜の古代樹)
2007.08.09 (Thu)
ぷかぷか
2007.08.08 (Wed)
黒い海
それぞれに乗せたのは、甘い香りの蜜蝋の蝋燭に花一輪。
白い花が二つ、赤い花が一つ。
その人たちのところへ、どうか船が届いてくれますように。
来年も、どうかこの数が増えませんように。
(黒の海流)
2007.08.07 (Tue)
歌う人魚
ただし、ものっそい音痴(笑)。
いや、幸か不幸か、あたしはまだ、その歌声を聞いたことはないんだけど…… (うーんうーんうーん) 、アルリエのねーさんの言葉を信用するのだったら、其の声は船員さんをとりこにして海に飛び込ませるどころか、船一隻破壊するだけの威力をもった、最終兵器並のシロモノであるっぽい……?
(人魚の入り江)
【つけたし】髪留めと交換したわかめは、朝ごはんのスープになった。
2007.08.06 (Mon)
一緒。
でも、前にマリーに読んでもらった、星に住んでる小さな王子様ときつねの話みたいに、離れていても仲良しになれるって、そんなこともあるかもしれない。
そういえば、昔はあたし、ヒトにべたべた触られるのが嫌だったっけ。
(人魚の入り江)
2007.08.05 (Sun)
幻覚
どくろ岩に仕込んだ分の、月光酒の回収に向かったあたしたちを出迎えてくれたのは、あたしが古代樹で出会った魔物のコウモリだった。
突然、力ずくで襲われるのは怖い――― だからこそ、セルヴァと一緒に来たんだけれど―――怖いと思っていたんだけど、でも、それよりもっと怖いモノがあった。
魔法。というか、幻覚。
あとで判ったことだったけど、セルヴァの目にはあたしが蝙蝠に、そして蝙蝠があたしに見えていたらしい。
そしてあたしの目には、セルヴァがあたしに襲いかかってくるように見えていた。
きっと、狩られるエモノっていうのは、いつもああいう表情の狩人を見ているものなんだろう。例えば亜人狩りに出会ったエル
(何ページか破り取ったあと)
蝙蝠があたしたちにかけた幻覚を破ってくれたのは、駆けつけたぼたんのにーさんの立てた破魔の音と、それから……。
一緒にいたから、気がつけたんだと思う。
セルヴァが曲がり矢を討つ前に、どんなリアクションをとるのか。
いつだったっけ、バザールで串焼き食べてたときに、曲がり矢の飛距離とか角度とか、そういうのをセルヴァに聞いといてほんとによかった。
これも確かそうだ、あの後、砂漠での護衛を依頼することがあるかも知れないから、って、ひょっとした思いつきで聞いたことだったっけ。
――― スィリーのにーさんが言っていたことって、つまりはこういうことだったんだろうか。
一緒にいるっていうこと。
一緒にいられなくなってしまっても、それは終わりではない、っていうこと。
(どくろ岩)
2007.08.04 (Sat)
不連続面
後日、助けてあげたお礼(おっちゃんの秘密!)を、聞き出しにいくこと!(笑)
―――性格が違うからこそ、言葉(音の波は触れ合って増幅する。そんなこともある。
(秘境の密林)
2007.08.04 (Sat)
モンスターハント
と、いうことで、以下は付箋紙の裏。
2007.08.03 (Fri)
怪談
そういえば、せっかく夏のSEAに来たっていうのに、まだなんにも楽しんでいなかったな、と思って。
塒にしている巣の中で、あれやこれやと案を練っているところにやってきたのが、嵐に巻き込まれて漂流してきたぼたんのにーさん。
せっかくなんだから、一緒にいろいろ遊びたい、とこだけど……
いくらそれが夏の風物詩でも、か、怪談話はちょっと……(笑) 古代樹のとこで聞くとほら、風吹くたびに葉っぱがざわざわ言うのが、なんともね……! 別にあたしが怖がりっていうんじゃないんだけどさ!
(白竜の古代樹)
2007.08.02 (Thu)
月に酔う
貝殻を細工した綺麗なビーズをもらった。
耳飾りにしようかな、それとも首飾りにつくろうか。
(二日酔いの頭を抱えつつ)
(人魚の入り江)
2007.08.01 (Wed)
釣りに行こう。
―――頭から、海に放り込まれたけどね。つかあたし、この入り江のあたりに来るたびに海に放り込まれている気がするんだけど、どうしてなんだろうなあ!
魚は釣れなかったけど、そのかわり、たくさんの言葉をもらえた。
にーさんの言葉を聞いてると、なんとなく、そうかもしれない……信用してもいい、って言う気になってくるのは、多分、にーさんが、あたしと同じような経験をしているからなんだろう、って思う。
大事だった誰かと別れたあとに、あたしはSEAに来ていたような気がするし。
スィリーのにーさんと初めて会ったのは、まさに「そういうとき」だったんだ。
逆をいえば、「そういうとき」だったからこそ、にーさんもSEAにきているのかもしれない。
(人魚の入り江)

