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2006.08.31 (Thu)

いっしょにあそぶ。

 一日に二度だけ砂漠を訪れる、平穏なひと時。あたしの一番好きな時間を、今日は友達と二人ですごした。

 炎術士で冒険者のピチカが、三ヶ月も都にいるだなんて、どうもハナシが変だと思ったら、なんてことだろう、花街の女衒だか用心棒だかに捕まって、あやうくお店に出されるところだったんだって! 
 当のピチカはけろっとしていたけど、聞いてるあたしのほうはほんと、寿命が三年ばかり縮まったか、と思ったよ。

 でも、幸いにして? ピチカを捕まえたヤツは―――うーん、なんだろう。ちょっと変わったヤツみたいで、ピチカが逃げたあとも積極的に追手はかけなかったし、警備の仕事も紹介してくれたんだって。
 ほんと、だったらいいんだけどさ―――

 隊商にいた頃、弟や妹たちといったみたいにして、ピチカを砂魚釣りながら、流れ星の数を数えて遊んだよ。
【Gala Mate】⇒...★ピチカ
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2006.08.31 (Thu)

まっすぐ。

 どうも今年は、ニジイロシマトカゲの当たり年っぽい(笑)
 後ろ足の腿のとこ、焚き火で焼いて食べると美味しいんだよね!
 
 どうも調子が出ない、というより、迷うこと自体があたしらしくない。
 行動迅速躊躇無用、一気呵成の乾坤一擲大勝負、があたしのウリのはずなんだけど、うーん。
 久しぶりに会ったっていうのに、ニグラスにはみっともないとこ見せちゃったかなあ;;

 狩人の目はまっすぐ前を見て、砂丘の陰に隠れたエモノすらも看破する。
 なんつか、アレだよ。
 ニグラスなんかに負けてらんないね!
【Gala Mate】⇒...★ニグラス...★ニジイロシマトカゲ


追記:朝ごはんは砂魚と月光魚の焼いたのだった。
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2006.08.30 (Wed)

都までおつかいに

 目印に、って渡されたのは、赤い石を金細工で縁取ったペンダント。
 
「砂漠の都の商人と会って、金24の交渉を成功させてくること」 ―――確かに綺麗なペンダントだけど、そこまでの価値があるようには見えないし。
 だから、思ったのは、あたしをオトリとして先行させてんじゃないか、ってことだった。や、だって、このペンダント、肌身離さずつけてないといけないらしいし? こんな目立つものつけて砂漠を渡れ、だなんて―――ねえ。しかも、護衛までつけるっていう話。

 だから、あたし、その護衛さんには悪いけど、一人でこっそり街を出たんだ。
 護衛はそれが仕事だとは言え、あたしだったら一人のほうが、却って安全に砂渡ることができるもん。

 杖がないせいかな、久しぶりの砂漠だっていうのに、なんかいまいちヘンな感じだった。

 砂漠はなんにもないとこだから、それぞれに思いや目的を持ったヒトっていうのがたくさん集まるっぽい。遠くの国の食事にイノチかけたおっちゃんや、魔術の研究に精出す魔法使いのにーさん(なんか攻撃魔法が専門だったっぽいけど、大丈夫なんかなあ?!)、お使い魔の白鴉に、無駄に成長だけしてる迷子(笑)。

 そうだ、フレッドウォードのにーさんは、またなんかヘタ踏んだかドジしたか、それかごはんをちゃんと食べてないかしているんだろうか。お使い魔の様子がちょっとヘンだった。もっと問い詰めておくんだったかな。

 ―――心配性の迷子に、海行きのチケット、預けておいた。
 お使いが終わって街に戻ったら、ヒマそうな知り合いに声かけて海に遊びに行こう。そうだ、暇でなくっても、マリーも誘わないとね。お土産選ぶのも楽しいんだけど、たまには二人で一緒に記念のもの、探したい。

 だから、まずは、都を目指そう。

【Gala Mate】⇒...★ダナ...★フレッドウォード...★ラルメン...★ブルーレイド
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2006.08.28 (Mon)

戻ってきたら、

 ナイフで貼り付けられた、手紙があたしを待っていた。

 杖と帽子を返してくれる代わりに、都までのお使いを一つすませてこい、って。にーさんが怪我して、いけなくなってしまったかわりらしい。
 金貨24ったら、結構な取引。

 成功したら杖も帽子も返してもらえるけれど、そうでなかったら燃やされちゃう。

 交渉相手の目印になるように、荷物の中に入っていた赤い石に金色のペンダントはちゃんとつけておくこと。
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2006.08.28 (Mon)

聖堂から、砂漠へ(十回目)

 これからのこと、まず、どうするか。
 決めるのは自分だけど、それの手助けをするのに「占い」って方法を頼るのは、決して間違ったことではない、と思うんだ。

 当たるも八卦、当たらぬも八卦とは言うけれど、東国から来たって言うラッテのねーさんのそれは、あたし的にはものそいビンゴ。
 あたしがねぐらにしている(されている)ところは二つ、その片方は、確かにねーさんが「凶」と卦をたてたところにあったのだもの。

 だったら、アレだ。あたしの荷物探すには、そこじゃないところから探したらいいってことだものね?
【Gala Mate】⇒...★クラーズ...★ラッテ
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2006.08.26 (Sat)

冷たい鉄の。(十回目)

 あたしの将来の夢の一つは、結婚したら大きい犬を最低でも三匹飼うことなんだけど、そのときは、絶対首輪なんてつけないことに決めた。

 だって首輪って、こんなにも喉をしめつけて、ゴハンだって思うように喉を通ってくれないんだもの。

 昨日朝ごはん作ったあとに「籠」を飛び出して、そのまま一日街をふらふらしてた。
 別に街を出るのは駄目って言われてなかったから、砂漠に戻ったっていいんだけど、肝心の、杖も、帽子も、荷物も。

 ……それに、鉄って、砂漠じゃ焼けるし、凍りつくんだ。

 夜明け前の酒場にいたら、イズミールと、イズミールの友達のジェイのにーさんが、声かけてきた。

 ちょっと、みっともないとこ見せてしまったかもしれない。
 なんつーか、こう、安心しすぎて。

 魔法を使ったり、普通に外そうとしたり、首輪のことを人にしゃべると首が飛ぶ、って言われていたけれど、でも。

 ―――あたしがなにも言わなくても、イズミールもジェイのにーさんも判ってくれて、首輪の戒めを外してくれたよ。

 ジェイのにーさんは鍛冶屋さんなんだけど、特別な「瞳」を持ってるらしい。
 魔眼。この世のなかの「理」が見えてしまって、それだけでなく、上から「書き換え」が出来てしまう、そんな瞳。

 その瞳で首輪の持つ魔法の「理」を、ジェイのにーさんは「腐った鉄」に書き換えた。ああ、だからにーさんは鍛冶屋でもあるのかな。鍛冶っていうのは、火と水の力を借りて、鉄の性質を書き換えることでもあるものね?

 イズミールはその間、首輪の魔法の反応が遅くなるように、ジェイのにーさんの身体を「空気」と同化させていてくれて。

 今、あたしの首に残っているのは、締め付けられたときに出来た赤い鬱血した筋だけになっている。
 一週間もしたら消えるだろうって、言われた。


 なにもいわないのにわかるなんて、なんかすごく不思議だ。
 イズミールはともかく、ジェイのにーさんは、初めて会ったのにね。これって一体、どうしてなんだろう……。

【Gala Mate】⇒...★イズミール...★ジェイ...★首輪


追記:怒ったイズミールはめっちゃ怖かった……。
EDIT  |  23:58  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.25 (Fri)

あさごはんと、

 スラムで迷わないようにするためのコツ。

 道でなくって、空の形を地図代わりに歩いたらいいんじゃないか、って考えた。
 それで試しにやってみよう、と思ったんだけど、―――運悪く、そこににーさんが戻ってきて。

 にーさんは、またロクでもないもの拾ってきたらしくって、大怪我していた。あとで詳しくきいたら、ダークエルフらしい。つか、赤竜だってまたいで通ったあとに、後ろ足で砂かけそうなモノをよく拾ってくるよね?!

 ええと、それで、あたしは。
 
 別の小鳥が見つかったから、もういらなくなっちゃったっぽいので。
 いや、要らないらしいんだけど、なんか、まだ、使い道はあるらしくって。

 荷物もかえしてもらえないし、自由にもしてもらえなかった。

 あたしのことを、にーさん以上に欲しがってる人がいるって聞いた。
 誰だ、一体。

【Gala Mate】⇒...★サリエル


 手を怪我したにーさんの変わりに、作った朝ごはんは三人分。

 マリーに教えてもらった、薄切り林檎いりのパンケーキと、おとし卵のはいったお月様スープと、都でいつも飲んでる甘いお茶。
EDIT  |  21:22  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.24 (Thu)

噴水広場(その九)

 噴水広場。
 街で、あたしの一番好きな場所。

 新月の、月のない空の下で、出会った女騎士さんに、質問を二つした。

 約束を破るのはよくないことか、っていうのともう一つ。
 ほんとに大事なものをあきらめてでも、逃げたほうがいいかどうか、って。

 戻ってきた答えは、すごく面白いものだったよ。

「自分で責任をとれるなら」、そのどっちもかまわないだろう、って。
 騎士さんだったからさ、もっとがちがちの答えが戻ってくるか、って。

 でも、なんかそれですごく気分が楽になったからね。

 ミリアムのねーさんに、スラムまでの道案内を頼んで、あたし、家捜ししに戻ることにした。

【Gala Mate】⇒...★ミリアム
EDIT  |  20:58  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.23 (Wed)

うろうろ

 スラムの「宿」に、帰れない……っ!

 出て来るときは判りやすい、っていうか簡単に街まで来られるのに、どうして戻れないんだろう?

 迷子になってうろうろしているとこに、都で知り合ったシビュレのねーさんと―――えーと、突然、宙から落っこちてきた(笑)、ピンクのスポーツタオルのねーさん(笑)と。

 ええと、とりあえず。
 幾ら目の前に面白そうな落とし穴があっても、決して入らないこと。

【Gala Mate】⇒...★シビュレ...★ノト
EDIT  |  20:40  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.22 (Tue)

白い花、白い明かり

 白い花の咲いている場所。

 もう、標の役目も盛りも過ぎてしまったっていうその花の中で、久しぶりに会って話したヒトたちがいた。

 噂だと、ここって幽霊が出たりするらしいんだけど、なんてーか、あんだけ騒いでいると、それどころじゃないかもね(笑)
 きっと、元気でやってるって、みんな安心して帰っていってくれるだろう。

「傍にいてほしい」って言われたこともなかったけど、そういえば、聞いたこともなかったな、って思ったから。
 思い切って、いっぺん聞いてみた。あたし、ここにいてもいいかどうか。

 答えは―――うん。まあ。

 そういう答えだったから、だからあたしは「鳥籠」に戻るのは止めにして、みんなと一緒にクレープ食べにいくことにしたよ。そのままついでに、凍土で作ったお酒の味見もしに。

(絶対、あたしの作ったお酒のほうが、美味しかったと思うけどね!(笑))

 だから。

 だから、またみんなで一緒に、どこかに遊びに行こうね。

【Gala Mate】⇒...★ニグラス...★ダナ...★イアニスト


【追記】白い曼珠沙華の花のかんざし。
イアニストのねーさんが送ってくれるまで待つか、港町のお店まで、あとで取りにいくこと。
EDIT  |  18:53  |  マルチルーム  |  TB(2)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.21 (Mon)

林檎の香り(その八)

 薬品棚には触ったらいけない。
 赤い粉は「死人の毒」。その隣の緑の瓶と青い硝子瓶には、中和剤が入ってるから、いじったら駄目。

 閉じ込められてるわけじゃないし、拘束具をつけられてるわけじゃない。

 目が覚めたら誰もいなかった。
 おなかすいたから、あちこち探してみたけど、食べるものなんにもなくって(お金もなかったし)、あげくに、なにかの瓶をひっくり返して中に入っていた甘い匂いのする……薬? なのかな、それが手にかかってしまって。

 その匂いでひどく気持ち悪く―――眠たくなってしまったから、身体洗いに行こうと思って、森の湖まで行ったんだった。

 でも、ちゃんとあたしの行く先に現れるってことは、やっぱり影で見張られてるんだろうか。
 自由にしてもらっているからって、あっちこっちいったり、逃げ出そうとしたりすると―――今度は閉じ込められることになるのかなあ。

 冬まで、って言ったけど。
 街じゃいつになったら「冬」なんだろう。来月の終わりには、あたし、迷宮に下りたかったのに、このままだとそれも駄目になるっぽい。SEAに行く船の券だって買ってあるのに。

 でも、森で眼鏡のねーさんと一緒に食べた焼き林檎は美味しかったし、ニーさん、なんだかんだいっても、ちゃんと食べ物は持ってきてくれたんだものなあ。

 それもあたしの好きなものばっかり。

 ほんと、どうしよう。思い切って今のうちに逃げちゃったほうがいいのか、それとも約束守って、冬まで大人しくしていたほうがいいのか―――

【Gala Mate】⇒...★サリエル...★ピュリツァ

 
EDIT  |  23:57  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.20 (Sun)

曼珠沙華の群生地(その七)

 夜食にもらった林檎を食べに、外に出かけることにした。

 以前よりは慣れてきたけど、あたし、やっぱり、壁と天井のあるところって苦手。息がつまって、いらいらしてくるっぽい。

 ―――白いしろい花ばかり、葉っぱもなんにもなくって、まっすぐ伸びた茎の上にただ一つ、花火みたいな真っ白い花の咲いてる原っぱに出た。
 や、いたのはあたしだけでなくって、黒い髪のとっても長い―――魔法使い?のねーさんもだったけど。もしかしたら、普通の魔法使いじゃなかったのかもしれない。

 そのねーさんは、ヒトの魂を呼び寄せて、声を聞いたり名残りの残滓をその手の大鎌で削り落としたり―――そんなことを生業としているようだったから。

 ヒトのタマシイっていうのは、時々、なんかの拍子でこちら側に戻ってくることがあるっぽい。
 いつまでもいつまでも、いなくなったヒトたちのことを思っているのはよくないことかな、って、ねーさんに聞いてみたら、そんなことはないって答えが戻ってきた。

 ちょっとだけ、安心した。

 林檎一個と引き換えに、ねーさんがあたしに見せて―――聞かせてくれたのは、いろいろの涼しい音の入り混じった、静かで穏やかな暗い世界の景色。

 ああいう静かなところにいられるのだったら、きっと、ぐっすり眠れるんだろうって思ったよ。

【Gala Mate】⇒...★マハ=ジュカ
EDIT  |  12:30  |  マルチルーム  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.19 (Sat)

不香花(その六)

 傍にいて欲しい、って言われたの、初めてだったんだ。

(甘い香りのまつわるページの端の書きなぐり)

【Gala Mate】⇒...★サリエル

背後:やられた……。
つか、油断したあああああ!(だむだむだむだむっっ(笑)
EDIT  |  23:08  |   |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

2006.08.19 (Sat)

30日間世界一周(その五)

「雄々しき大樹」と呼ばれるその巨木は、SEAの古代樹ほどではないけれど、それでもものすごく大きくって―――根元や、その幹の中に、古い住居や都の痕跡がある。

 そこの枝に坐ってのんびりしていたら、突然の通り雨に、イーグルのにーさんが飛び込んできた。で、二人でしばらくの間、雨宿り。

 駆け出し冒険者だとばっかり思っていたイーグルのにーさんだけど、求めているのは一攫千金、おたからだけって言うわけじゃないらしい。
「有名になりたい」―――って、言ってたっけ?
 自分の名前を聞いて、いい意味でヒトが集まってくるように、そうなりたいんだって。
 そうすることで手に入る、つかみたいもの・欲しいものがあるって―――ねえ、これってやっぱり、カノジョの心とか、そういうものだとあたし思うんだけど、どうかなあ!(笑) あたしの髪飾りにも気がついて、それどこで手に入れたんだって聞くくらいだもん。あれ絶対、お土産に持って帰るつもりだったんだよ。

 雨が止んで外を覗いてみたら、葉っぱから滴るしずくが夕焼けに染まって、金のしずく、銀のしずくが降っているみたいだったよ。

【Gala Mate】⇒...★イーグル
EDIT  |  18:12  |  マルチルーム  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.18 (Fri)

30日間世界一周(その三と四)

 前から一回通ってみたかった、ゴブリンの洞窟をショートカットして、港町へ。
 ゴブリンが出てこなかったら、うんと早いんだけど、もし出てきたら―――や、やっぱりちょっとばかり、厄介なことになってしまう?

 
 出た先は、港町。
 SEA行きの船のチケット、予約しておこうと思って行ったんだけど―――嵐が近づいているらしくって、風が強かった。
 仕事帰りだったのかな、箒を持ったブレンヒルトのねーさんと、防波堤のとこで立ち話。

 ねーさんに、あたしはずーっと案内人を続けているものだ、って言われた。
 ちょっと前まではあたしもそう思っていたんだけど、なんだろう。なんだか、今は―――大きな仕事を一つ終わったせいかなあ。
 なんだか、あたしの中が空っぽになってしまってる感じがすごくしてる。
 前にも一回、こういうことがあった。あれは確か、初めて―――へ行ったとき。危うく死にかけたのを、無理やりひきずるようにして、「こちら側」へ戻ってきたときだ。

 やるべきことは、みんなやってしまった、って、そんな感じ。

 ブレンヒルトのねーさんは、でも、あたしが今のあたしでなくなってしまっても、きっとまた違うカタチでの案内人になるんだろう、って言ってくれた。

 そうなってくれるといいと、あたしも思う。
 とりあえずは、まず、いけるところから始めてみよう。終わる頃には、きっとなんかの答えが見つかってるはずだ。
 
【Gala Mate】⇒...★ブレンヒルト
EDIT  |  15:52  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.18 (Fri)

ルースターバトン!(笑)

 煉瓦の館の屋根裏部屋に、落っこちているのを見つけたよ!(げらげら)
 んじゃ、くるるっとまわしてみようか!
EDIT  |  12:25  |  バトン  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.17 (Thu)

30日間世界一周(その二)

 音風弓士のルドラのにーさんが、目の前に水いれたグラスを一杯並べて、難しい顔をしているところに出くわした。街の、冒険者の酒場。
 グラスハープっていうのは見たことあったから、弾かないの?って聞いてみたけど、にーさん、こういうのは苦手なんだって。

 だから、かわりに、あたしの「音」をくれないか、って。
 面白いと思ったから、おっけーしてあげた。傍のテーブルで書き物していた、オイフェのにーさん―――冒険先であったことをハナシに書いてもっていくと、結構いいお小遣い稼ぎが出来るんだって―――は、前に一度、踊ったことがあるから、って、今日は見物人。

 砂漠の夜、興がノってくると、いつもみんなでそうしているように歌ったよ。
 カスタネットのかわりに、スプーンを二本。鳴り物の変わりに、足結いの鈴の音。遠いとおい昔から、伝わる……今となっては、どんなことを言ってるのかもわかんない砂の歌。

 オイフェのにーさんの書き留めた物語も、ルドラのにーさんの紡ぐ音楽も、みんな、「ここではない、どこか」へ、ひとを連れていってくれる。
 コトバとか音楽は、みんなそういう魔法を持っている。それを聞いた人が、魂も憧れ出るくらいに、「そこ」へ行ってみたいと思ってしまう魔法。不思議な力。

 ……それなのに、肝心のルドラのにーさんってば、さっぱりそのことに気がついていないみたいなんだもの、あたし、思わず笑ってしまったよ(笑)

【Gala Mate】⇒...★ルドラ...★オイフェ
EDIT  |  22:40  |   |  TB(0)  |  CM(4)  |  Top↑

2006.08.17 (Thu)

30日間世界一周(その一)

 ちょうど、来月で一年になって、ちょうどいい機会だからね。
 この国の一周旅行をまたやってみることにした。や、黒の海流の向こうには、さすがに行く気はしないんだけど!;;

 やっぱりこういうことは最初が肝心、ってことで、旅立ちの宿屋から始めることにしたよ。
 頼まれていた地図を全部作って、封をして、宛名書きをマリアンヌのねーさんに頼んだんだ―――まではよかったんだけど、さて、一体どこらへんから、三分間サバイバルお料理教室になってしまったんだろう……?
【Gala Mate】⇒...★マリアンヌ...★近くの客...★G...★御器齧

EDIT  |  22:19  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.16 (Wed)

ことのは。(30日間世界一周スタート)

 街外れの世界樹の枝に座って、街を見ていた。

 枝を通り過ぎる風の音聞いていたら、なんだかSEAの古代樹を思い出して―――そういえば、もう、半年以上海には行ってないしね。

 残すところあと一ヶ月と半分。いい機会だから、また「世界」を―――いける限りのところをめぐってみようか、って思ってた矢先、「ソレ」は来たんだ。

「さんりんしゃ」っていうの、わっかが三つついた銀の乗り物に乗った、下働きの服来た三毛猫の獣人さん。ハクギンのにーさんみたく、身体にシマシマや三毛がついているんじゃなくって、二本足で立って歩く猫の獣人さん。

(前足、ちゃんとちっちゃいにくきうがついていたよ……)

 ネコミって言う名前のそのねーさんは、街で住み込みで下働きしているんだって。

 獣人と、ヒトは違うイキモノだってばーちゃんは言っていたけれど、ネコミのねーさんの言葉でも、ちゃんと世界樹の葉っぱは芽を吹いた。

 人と人がコトバをかわすと、世界樹もまた、葉をつける。
 あたしはそれって、ヒトのコトバが響いて芽が出るんだろうって思っていたんだけど、どうやらそれは違ったっぽい。

 そうやって葉をつけることが、世界樹の「コトノハ」なんだろう、ってネコミのねーさんは言った。

 獣はヒトのコトバは話せない。だからすりすりしたり喉鳴らしたりして、自分の気持ちを伝えるけれど、コトバ交わして会話をすることはできない。

 でも、獣人とヒトは、コトバ交わすことができるんだ。

 それがきっと、獣と獣人とのいちばんの違い。

 言葉交わしておしゃべりしたら、やっぱり楽しいから。
 だから世界樹は、自分のコトノハで、そのおしゃべりにまざろうとしているのかもしれないね?
【Gala Mate】⇒...★ネコミ


 そういえば。
「ふんふんふーん」、って鼻歌、やっぱり「ハッ!」って、合いの手入れるべきだったかしら? 三輪車には、MATUDAのマークはなかったと思ったけど……
EDIT  |  21:01  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.15 (Tue)

蛍花の花粉

 あんまり腹がたったから、マリーウェザーを頭から森の湖に放り込んでやった。

 や、だってね? 書くといろいろ長くなってしまうんだけど、シャイタンのにーさんを「自分のわがままでフった」なんて言うものだから、つい。

 事の起こりは、マリーがエルフの森の湖に咲く、いい香りの花をとりにいきたい、って言ったことから。
 あたしとラクチェのねーさんがついていったんだけど、あたしたち、足すべらせて湖の中に落っこちちゃって―――そこにシャイタンのにーさんが顔出したあたりから、なんか話がややこしくなった(笑)
 間違いなく、一番困っていたのはラクチェのねーさんだと思う;; なんつーか、こう、事情がよくのみこめなくって―――あとで謝りにいかないとね。

 そう、もう、今から一年も前になるんだけど、マリーが何を血迷ったか、シャイタンのにーさんの「麗しの君」になるなんて馬鹿なことしてさあ!
(原因作ったのは、どうもあたしっぽいんだけど……うん、まあ、それはそれで。)
 で、あたし、そのこと聞かされて、一度シャイタンとはハナシつけないといけないって思っていたんだけど、あたしの知らないうちに二人はそういうことになっていて。
 理由が理由だったから、あたし思わずかっとなって、マリーを水に放り込んじゃった、っていうわけ。

 まあ、それでも、マリーに凍土のお土産のヤドリギは渡せたし、シャイタンのにーさんに制裁は加えられたし、ラクチェのねーさんも綺麗に乾いたし(シャイタンのにーさんの燕尾服で拭いて)、とりあえずはよかった、ってことにしておこう。

 あたしはこの次の仕事が控えていたから、一足先に帰ったけれど、あとの二人はシャイタンのにーさんの「女の子としての心得」を聞かされながら帰ったらしい。
 どれくらい効果があるか、今度出会ったときが楽しみだよね!
【Gala Mate】⇒...★マリーウェザー...★ラクチェ...★シャイタン
EDIT  |  23:00  |   |  TB(1)  |  CM(1)  |  Top↑

2006.08.15 (Tue)

カラオケ!

 三連休の最後の日だったから、翠の術師と一緒にカラオケにいってきたよ! 
 大体五時間くらい歌ってきたんだっけ?

 某氏に「どうせマイナーなのばっかり歌ってくるんでしょう」と意地悪を言われたけどね!
 曲目リスト、完成。

 なんか素が「お酒が強い」と勘違いされているフシがあるけれど、正反対もいいところ、あんまり強くありません。
 ただ、美味しいお酒は好きなんだ! だからおいしいものをちょっとだけいただくようにしているのだね。

 ―――ホントの酒飲みっていうのは、ほらky=ー( ゚д゚)・∵. ターン
EDIT  |  18:25  |  おでかけ  |  TB(0)  |  CM(4)  |  Top↑

2006.08.14 (Mon)

羽根の行き先。

 エイザーのねーさんに言われて気がついた。
 もう八月も半分過ぎようとしてる。そしたら九月になっちゃって、30日したら――― 一年、なんだ。早いなあ!

 繁華街からの帰り道。港町。
 真っ黒い海に向かって足投げ出して、砂浜に座ってるヒトがいた。誰かと思ったら、ダナだったよ。

 ちょうどいいやと思ったから、ちゃんと言うべきことを言っといた。あとでまた「前に会えたときに言っておけばよかった」後悔なんてしなくていいように。
 あと、翠の尾羽も預かってもらった。遺跡や砂漠に行くんだったら、持ってたら、またなくしてしまうかもしれないからね。ついでにペン先もつけてもらうように頼んでおいた。
 あたしは後悔するほうなんだけど、ダナは潜水艦並みに沈没するらしいから、きっと羽根が浮き輪の代わりもしてくれるはず。

 迷う時間は一年だけって決めたから、その間はうんと迷う。
 でも、其れが過ぎたらエイザーのねーさんみたく、ちゃんと自分で答えを出さないとね。
 それからのことは、その後でまた決めよう。

 ―――行くんだったら、今度こそ邪魔されないように。
 留まるんだったら、もうこのことは二度と思い出さないように。

 どっかに行くならあたしに判らないように、って頼んだからには、あたしも同じようにしないと不公平ってモンだろう。
 見送りなんて、絶対させてやんないや(笑)

 空と地面のあいだ、屋根の道を歩いて、ひさびさ、ふかふか毛皮にくるまってぐっすり寝た。
 あったかかった。
EDIT  |  17:37  |   |  TB(1)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.13 (Sun)

翠の羽根から

 暑中見舞いに届いた翠色の尾羽。
 せっかくだから、何に使ったら一番いいか、聖堂で考えていた。

 や、どうして聖堂かっていうと、ここが街では一番涼しいところだからなんだけど、街の夜ってば脳にカビはえるくらいむしむしするから、おんなじようなこと考えるヒトが多かったっぽい。
 気がついたら結構な人数で、わいわいがやがや話し込んじゃった。
 や、でも、こういうのが街での楽しみの一つだって思うんだ?

 よその街から修行と“布教”のためにやって来た、っていう、音風術師のルドラのにーさん。楽士と、術士と、弓士が三分の一ずつ混ざってる。イーグルのにーさんは剣士で、ジョン・ドゥのにーさんは、冒険には行かない店持ちの肉屋さん。
(繁華街の裏通りの、一番いい匂いさせてるあの白い看板のお店ね?)
 でもってあたしは、砂渡り。

 全然違うヒト同士なのに、会ってちょっとすると、ずうっと前からの知り合い同士みたいに話が出来るのって、この街の一番不思議で面白いところだと思う。

 最初は、みんなであたしの羽根の使い道を考えてくれていたはずなんだけど、いつか、話題が“食材”のことになって―――気がついたら。
 みんなで砂漠や遺跡に出かけていって、ジョンのにーさんにおいしいもの、作ってもらおうってことになっていた!

(これは絶対、イーグルのにーさんのおなかの虫が、砂蟲が交尾しているとよりもぎゅるぎゅる大騒ぎしていたせいだと思うよ(笑))

 さて、そしてジョンのにーさんが、新しい食材を手に入れて「飯屋のメシア」(って言ったのはルドラのにーさん。でも本人曰く、『肉屋のメシア』っていう正しい表記は譲れない、って!)になれるかどうかは――― 次号をお待ちください、っていうところかな?
【Gala Mate】⇒...★ルドラ...★ジョン・ドゥ...★イーグル
EDIT  |  23:58  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.13 (Sun)

仕事の終わり。

 気がついたら、二ヶ月がたっていた。

 街の噴水広場で、エイザーのねーさんから「仕事」の依頼を受けて、スィリーのにーさんに見送られて出かけた日から。二ヶ月。

 いつもいつも一緒にいたわけじゃない、必要なときだけ「案内」をしたわけだから、エイザーのねーさんに何があったのかは、あたしは知らない。案内人が、聞いていいことでもないしね。

 でも、大事なことは。
 エイザーのねーさんが、自分の中で答えを―――や、答えとか結論とかっていうのとはちょっと違うかなあ。「だから」どうするか、っていうのでなくって、「これから」どうするのか、って言うこと。
 それをきちんとカタチにすることが出来た、ってことなんだと思う。

 あたしがどこにいっても、どんな暮らしやすい素敵なトコにいっても、結局は砂漠に戻ってきてしまうのとおんなじように。
 エイザーのねーさんは、夜の静かな闇が好きで、昼のまぶしい青空も好き。其れはムジュンしているっていうことではなくって、林檎が好きな人もいれば、オレンジの好きな人もいるのと一緒のこと。

 ただ、この世の中は「オレンジ」が好きな人よりも、「林檎」を好きなヒトのほうが多いっぽい。ただ、それだけの話。
 エイザーのねーさんは「林檎」も「オレンジ」も好きだった。
 なのに周囲の人は、がみがみと、どっちか一個だけにしなさいってうるさく言って―――ただ、そういわなかったヒトのことを。

 そう言わなかったヒトだったから、かな。

 うん。

 答えが出てしまったなら、それを探す必要もなくなる。

 だから、この夜―――砂に半分うずもれた、蒼い蓮の神殿の跡で、あたしの仕事は終わりになった。

 代金は、まだもらわない。
 あたしが望んだ代金は、「望みがかなってからっぽになったエイザーのねーさん」なんだけど、ねーさんは、まだ空っぽにはなっていなかったからね。

 支払いが来るのをのんびり待つことにしようっと。
【Gala Mate】⇒...★エイザー

【背後】:入室直後、またつながらなくなって泣いていたのは秘密です。
そして、ほんとによい仕事が出来ました。エイザーさん、ありがとうございました。
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2006.08.12 (Sat)

境界を越える

 なんでもできる人っていうのは、最後には、結局なんにもしなくなってしまう。
 だってやる前からもう、それが「できる」って、判ってしまっているのだもの。結果がわかりきっていることほど、つまんないものもない。

 だから、神様っていうのは、ただ、お願いするだけじゃダメなんだって聞いた。神様はなんだってできるんだから、だったらタダで動いてくれるわけがない。
 それだけのこと、してみせなくっちゃ。

 砂丘を一つ、越えたところで出会った、紫色の外套を着て、おんなじ色の瞳をした魔法使いのねーさんも、それとおんなじようなヒトだった。

 なんでもできるから、なんにもしない。ただ、その退屈をしのぐために、時々「こちら側」へと顔を出す。
 境界を越え、杖が無くっても空を飛べる魔法使い。

 そういえば、紫っていうのは、赤と青の混ざった色でもあったっけ?(笑)

 でも、あたしは魔法使いではなくって案内人だから、連れてってもらうわけにはいかないんだ。目的地までは、ちゃんと自分で歩いていかなくっちゃね。

 だから、連れて行ってもらうのでなくて。
 いつか、ねーさんのところへ、お客として行くね、って約束をした。
 もしかしたらあたし一人だけじゃない、友達も一杯連れて。

 ――― 一緒に行く、それが、

(ぐしゃぐしゃ、消した跡)


 つーか、やっぱ魔法使いってロクでもないイキモノだよね! ヒトの頭の中勝手にのぞいて、いちばんすきな―――……

【Gala Mate】⇒...★紫外套
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2006.08.12 (Sat)

ひらり

(書中見舞いの返事として、ポストに入っていたもの)
EDIT  |  02:48  |  もらったもの  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.11 (Fri)

煙草の正しい使い道

 へろん、と入った街の聖堂、誰がぶつぶつ独り言しているんだろうと思ったら、自警団員のダルゲイユのにーさんだったよ。なんか(つか、もしかしたら、だけど)、近々、都のほうに異動になるかもしれないんだって。

 それはそれでいいんだけど、にーさんみたいにのんびりしていたら、あっという間に食い物にされまくって、たちまちすってんてんになってしまうんじゃないかしら? そうなったらにーさん、一体どうするんだろう。向こうじゃ珍しい金髪さんだ、ってことを最大限利用して、カラダ売って生きていくんだろうか……。

 聖堂にはもう一人、花町の用心棒の、アイゼンのにーさんもいたよ。相変わらず食えないっつーか、子供っぽいっていうか、ダルゲイユのにーさんをさんざからかって遊んでた(笑) そういえば、手を怪我していたっぽいけど、どうしたんだろうね?

 ダルゲイユのにーさんに、髪をくしゃくしゃにされちゃったから、アイゼンのにーさんに綺麗にとかしてもらった。
 髪とかしてもらっているとき、ちょっとだけ、母さんたちのこと思い出しちゃったよ;;;

 や、別にアイゼンのにーさんが母さんたちみたいってわけじゃないけどね? あんなのが四人もいたら、父さんだって困ってしまうと思うんだ!

 いろいろと煙草に詳しいアイゼンのにーさんから、あたしたち、かわいい煙草をもらったよ(笑) いま、お店で大人気なんだって。
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2006.08.10 (Thu)

八月。満月の夜。

 バブルクンドの都が隆盛していたころよりもずっと昔、
 
 細い新月を縫いとった旗かかげ、砂塵巻き上げて疾駆した月下盗賊団(ムーンライダーズ)の伝説よりも、なお、遥か。

 伝わるしきたりの通りに、祭りは今年も執り行われた。
EDIT  |  22:44  |  砂漠  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.09 (Wed)

乙女ちっくに

 マリーウェザーから、乙女ちっくに回ってきたので、答えてみるよ――― じゃなかった、答えてみますわね、リサイクルバトンでございますわ!
EDIT  |  21:52  |  バトン  |  TB(1)  |  CM(0)  |  Top↑

2006.08.09 (Wed)

ウタゲノマエ

 十三夜の夜、砂漠を渡る。

 ジャイアントスピアの目印の岩を越えた先、双子椰子の根元から湧く水晶の泉って呼ばれるオアシスに、あたしの母さんたちと家族が住んでいる。
 夏の満月の夜には、そこでお祭りが開かれるから、それにあわせて里帰り。街や都で買ったおみやげ、いっぱい持って。

 砂の中で、例によって!(笑)迷子になったっぽいダナと会った。馬鹿やった結果のおなかの縫い目は、なんとかくっついたらしいんで一安心。
 で、そこに例によって砂賊のマネっこしてはあくどく稼いでいるっぽい(笑)鍵屋のルースターのおっちゃんと、クオンのねーさん―――本業は「船」のお医者さんなんだけど、まだ、航路が荒れているのかな?―――も、現れて、ちょっとした騒ぎに。
 や、だってルースターのにーさんの乗った駱駝が、ダナの持ってた飴玉目当てに、まっすぐ突っ込んでくるんだもん! かなり食べられちゃったみたいで、ダナがへこんでいたけれど、いい機会だから、ちょっとは偏食治したほうがいいと思う。

 そのあとは、まあ駱駝が突っ込んできたソンガイのバイショーセイキュウってことで、ルースターのにーさんの駱駝に乗っけてもらうことにしたよ。や、ちょっと……その、ちょこっと、ほら。大げさに、痛いって騒いだりはしたけどね!? でも、砂賊のマネなんてする人には、それっくらいしても当然だと思うんだ!

 クオンのねーさんの視線が、ちょっと冷たかったけど……。 あと、ダナのことを足拭きマットにしているっていったら、クオンのねーさんどころか、ルースターのにーさんまでが、ダナを同情の視線で見ていたんだけど、あれはいったいどうしてなんだろう……。

 ともあれ、みんなで一緒に、一番近くのオアシスへ――― それから都に行くなり、街にもどるなり、またそれぞれが自分の行くとこに行くんだろう。

 クオンのねーさんに、伝言、頼もうかな。どうしようか。
【Gala Mate】⇒...★ダナ...★クオン...★ルースター

 つけたし。ダナは馬に乗るのが嫌い(笑) 
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2006.08.08 (Tue)